「おはよう」「今日はいい天気だね」毎朝6時を過ぎると、相模国分寺跡に人が集まってくる。何が始まるのかといえばラジオ体操。近隣住民が日々の健康づくりとコミュニケーションを深めるためにこの場所で始めた『相模国分寺ラジオ体操くらぶ』は、かれこれ2年続いている。
「ここの早朝の空気は特別。とにかくいい空気なんですよ」と話すのは、同会代表の女性。元々は早起きが苦手だったが、仲間と頑張って毎日続けてみた結果とても健康になったのだそう。早朝の澄んだ空気を胸いっぱいに吸って体操をする、確かにそれだけでいい気持ちになる。「体操自体は特に体に負荷がかかる運動ではないので、まずは毎日朝早起きすることを頑張ってみて」そうアドバイスをいただく。
参加者は年配の方が多いが、ちびっこの姿も。「毎朝飴を配っているのでそれを楽しみにしているのよ」。夏休みや春休みにはお菓子のプレゼントもあり、近所の子どもたちが頑張って早起きをして来てくれるという。老若男女が集い、体操を通して健康的な生活リズムを作るきっかけにもなっているこの取り組みを、もっと多くの人々に知ってもらいたい。「参加は自由、毎朝参加してくれた人がくらぶの会員です。多くのご参加をお待ちしています」。
相模国分寺ラジオ体操くらぶは、近隣の方々の健康づくりとコミュニケーション促進の場として、相模国分寺史跡にてラジオ体操を毎朝実施しています。参加は自由、毎朝ご参加頂いた方が相模国分寺史跡ラジオ体操くらぶの会員です。多くの方のご参加をこころよりお待ちしています。
●日時:毎日午前6時30分〜(雨天中止) ●場所:史跡相模国分寺(つくし広場)