こどもプログラミング教室in杉久保小学校 2days

イベントレポート

2019.08.15

こどもプログラミング教室in杉久保小学校 2days

いっぱい遊んで、いっぱい学ぶ。そんな夏休みにしたい子供たちにぴったりのスクールを海老名時間が取材してきました

 お子様に習わせたいことで真っ先に浮かぶことは? 学校の勉強も大事ですが、これからの社会で重要視されるのは語学やITのスキルではないでしょうか。海老名時間編集部では、7月24・25日に杉久保小学校で開催されたサマースクール「こどもプログラミング教室」を潜入取材してきました。自分でこども用パソコン「IchigoJam」をつくって遊びながらプログラミングに挑戦するというのがイベントの主旨です。

 主催したのは「コンピューターに使われるのではなく、プログラミングを学び、コンピューターを使える人材を育てたい」という想いで活動しているPCN海老名。パソコンをつくるってなかなか大変そうですが、そんな大人の心配をよそに子供たちは目を輝かせておりました。挑戦の様子は以下のレポートからどうぞ。

 

自分だけのパソコンづくりをはんだ付けから体験。オリジナルのゲームもつくっちゃいました

 1日目は、はんだごてを使ってパソコンを実際につくる作業を行いました。部品をつなぎあわせながら、プラモデルをつくるような感覚でパソコンを作っていきます。完成したら、モニター、電源、キーボードにIchigoJamをつなげて、スイッチを押すとパソコンが起動。自分自身の手で時間をかけてつくったものが動いた瞬間の子供たちの笑顔と「おおっ!」という歓声は記者にもたまらないものがありました。

 2日目は、実際にIchigoJamを使ってプログラミングを体験。子供たちにプログラムを打ち込んでもらい、ゲームづくりを体験してもらいました。自分でつくったゲームを自分で遊ぶ。気分はゲームクリエイターです。それぞれがゲームを自由にカスタマイズして楽しんでいました。受け身ではなくどんどん思ったことを実行してみるカリキュラムのおかげで、プログラミングがより身近に感じられたようです。子供たちの心からの笑顔が印象的でした。

IchigoJamって?

「IchigoJam」とは手のひらに乗せられる大きさのプログラミング専用こどもパソコン。本体にテレビとキーボードをつなげば、すぐにプログラミングを始められます。インターネットへの接続や難しい設定は必要なし。部品を基板にはんだ付けして組み立てて、電子工作を体験することもできます。こどもたちのものづくりへの関心やコンピューター基礎知識向上のため、全国のプログラミングスクールで教材として活用されています。