地震への備え、万全ですか?

海老名時間×海老名市

2020.02.17

地震への備え、万全ですか?

地震への備え、万全ですか?

大きな地震はいつやってくるかわかりません。地震そのものを防ぐことはできませんが、地震の被害は日頃の備えによって防ぐことができるものもあります。「もしも」の時に役立つ日頃の小さな「備え」、改めて見直してみませんか?
   

食料・飲料の備蓄と非常用持ち出し袋を用意しよう

大規模な地震が起これば、電気・ガス・水道などのライフラインの途絶や物資供給の停滞が予想されます。まず食料・飲料は家族の人数分を3日分以上、できれば1週間分を用意しておきましょう。また、避難した際、当面必要となる品をまとめた非常用持ち出し袋も必須。それぞれ自分の必要なものを準備し、玄関近くや寝室、車の中、物置などに配置しておきましょう。
非常用持ち出し袋の中身例
水・食料・トイレ袋・トイレットペーパー・ティッシュペーパー・洗面用具・ヘルメット・防災頭巾・マスク・軍手・懐中電灯・衣類・タオル・ラジオ・マッチ・ろうそく・カセットコンロ・カセットボンベ・携帯ラジオ・電池・常備薬などの救急薬品・通帳・証明書類・印鑑・現金などの貴重品
   

防災マップアプリをダウンロードしておこう

海老名市が作成した「海老名市防災マップアプリ」は、防災関連施設や浸水想定区域などを表示できる「防災マップ」 ページと、災害時の心得や備え、帰宅支援ミニマップなどを掲載した「防災ガイド」ページで構成されているお役立ちアプリ。ダウンロードすればインターネットに繋がらない環境でも利用可能。いざという時はもちろん、日頃の防災対策にも活用できます。
アプリ紹介ページ(海老名市ホームページ)    

日常から備蓄する

家庭内流通備蓄とは「日常的に食べて買い足す」を繰り返し、非常食として備えること。このサイクルを続けることで全ての食材が入れ替わり常に一定量の食品を備蓄しておけます。いざというときの消費期限切れを防ぐこともできますね。
   

トイレ袋は必ず備えて!

発災直後は下水道が破損している恐れがあるため、水を流すと他の家庭のトイレが逆流するなど復旧が大幅に遅れます。水洗トイレが使えるようになるまで1ヶ月以上かかる場合も。少なくとも7日分は非常用のトイレ袋を備えておきましょう。
   

海老名市の取り組み

防災とボランティア週間に合わせて開催海老名市防災講演会
1月18日、「海老名市防災講演会」が市役所4階会議室にて行われました。これは平成7年1月 17 日に発生した阪神・淡路大震災を契機に創設された「防災とボランティア週間」に合わせて毎年開催されているものです。当日はあいにくの雨でしたが190人もの市民が集まり、防災に対する意識の高さが伺えました。32回目を数える今回は、岩手県陸前高田市から東日本大震災を経験された武蔵野美和さんを講師に招き、「生活者からの視点で考える防災」をテーマに実際に避難所運営を行った経験や災害の教訓などが語られました。参加者からは「経験者の話は大変参考になった」などの声が聞かれました。
 
今年は“屋外”で実施!災害対策本部OC(オペレーションセンター)訓練
2月8日、「都心南部直下地震」を想定した「災害対策本部オペレーションセンター訓練」が海老名市役所で行われ、市職員約120人が参加しました。この訓練は職員が危機管理部、消防部、避難所管理部、応急復旧部、物資輸送部、医療介護部などに分かれ、断水や火事などの刻々と変わる事象に対して今何をすべきかを想定し、部門間での情報連携や対処方法をシミュレーションするものです。今回は平成30年1月以来2度目となる屋外での実施となりました。危機対処型起震車や大型エアーテントなどを活用し、本番さながらの実践的な訓練が行われました。
海老名市ホームページ